2014年04月06日 00:00 AM

午後の桜

満月がきれいで シャッターを切る
家に持ち込んだ 仕事をしてる

映画を観て 友達と笑って
締め切りに慌てては 忙しいと思ってた

「誰かのために生きてみたいと
 近ごろは思うんだ」
突然言ったあなたの瞳を
覗くことが 恐かった


昼間の桜は まぶしくて
急ぎ足で 通り過ぎた
薄紅色の帰り道で 
真っ白な夢をみた*・

 

仕事の話をあなたがしてる
一人の時には どんな顔してるの

愛する人に愛されたら
毎日は何色に 見えるかな


太陽のもとで幸せですと
散りながら 微笑む
花と同じに あなたの隣を
優しさで 埋めたい

今年も桜が やってくる
明るい風を 運びながら
あなたと二人 見てみたいの
午後の桜を

今年も桜が やってくる
明るい風を 運びながら
あなたと二人 行ってみたいの
午後の桜の 咲く場所へ